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zoom RSS 負けた国が軍隊を持っても、戦勝国にあごで使われるだけ

<<   作成日時 : 2005/10/28 00:10   >>

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 「負けた国が軍隊を持っても、戦勝国にあごで使われてみじめだ。その点、戦争に負けても外交で勝った国は歴史的にたくさんある。日本は外交で勝つ努力をしなければならない。」と言って、何とか軍隊を持たずに済むことを考えていた、というのは吉田茂のことだそうです。
(論座9月号「文化国家をつくろう」辻井喬×半藤一利 の文章より)

 小泉政権になってからというもの、日本は恐ろしいほどまでにアメリカに盲従的になりました。そうして、他の国との外交は手薄になりっ放し。外交で勝つ努力など、どこかに垣間見えたことがあったのでしょうか。私が思い出すのは、常任理事国入りのことで必死になっていた頃、各国を急に飛び回っていた小泉首相、そうして町村大臣が日本に各国大使館の人を急に集合させたりして何か言ってた、そんなようなことだったりします。

 以下は、10月19日(水曜日)の小泉首相と前原代表の党首討論の中の、小泉首相が話した内容です。

 「日本とアメリカとの関係がよければよいほど、中国に対しても、近隣諸国に対しても、世界に対しても、これはよりよい関係を維持できると思っております。
 アメリカと日本との関係を多少損なっても、その分は他国の良好な関係を維持することによって補おうという考えを私はとっておりません。それは全く逆だと思っております。日本とアメリカとの関係が多少悪くなって、ほかの関係諸国とよくなろうというのは逆じゃないかと。
 日本とアメリカとの関係が緊密であればあるほど、友好であればあるほど、日本は諸外国と友好的な関係を維持できると思っておりますし、今後ともそのような方針で日本の外交は進めていかなきゃならないと思っています。」

 主張しているとおりのことを小泉首相は実行している訳ですが、ここまで堂々と、何のためらいもなく発言することに、私は多少驚きました。

 こんな思想を持っている人を総理大臣にしている国の行方は、ろくなものではないと思います。これではアメリカが全てということになると思います。
 外交というのはバランスが必要だろうと思います。
 
 小泉政権下において、外交なんか、ろくな進展は望めない。

 私は憲法改正の問題について関心を持つようになったのは、マスメディアや世の中の風潮から、憲法改正を煽ろうとしているものをビシバシと感じるようになったからです。一年位前でしょうか。北朝鮮の内部事情をおどろおどろしいナレーションと共に、これでもかこれでもかと民放テレビ局がニュースで流し出した頃です。

 いろんな風潮を見ていて思うことは、要は最終的には「憲法改正は必要である。」と思わせたらオーケーみたいなもののようで、そこに結びつくための理屈は何であっても良いようなんです。

 「中国韓国北朝鮮が危険だから」でも、「テロの危険にさらされているから」でも、「アメリカに屈せず独立するために」でも、理屈は何だか様々。

 憲法を改正して、今の9条を変えた場合、自衛隊だか自衛軍だか知りませんが、それがアメリカにあごで使われるのは当然のこと。

 そうは思わないですか?


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内 容 ニックネーム/日時
トラックバックさせていただきました。
ようやく暇をみてブログを立ち上げたら何だか世の中ますます騒がしくて、困ったものです。
朱夏
2005/10/30 16:11

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