野良狸の巣

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zoom RSS 反対意見が言える場があってこそ

<<   作成日時 : 2005/10/08 01:43   >>

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 反対意見を抹殺しちゃいかんです。
 反対意見を言う人もいてこそ。

 同じ方向性を持って徒党を組む訳だろうけど、その中において、いろんな人がいて、いろんな意見があって、自由に発言できる場があってこそ、有意義なことができるのだろうと思う。

 抹殺だとか恫喝だとかしないといけないようなことは、もはや、まともな議会制民主主義が成り立っていないことの表れでしょう。

 衆議院での採決は、こんな選挙の結果が出た今は、何がどうあろうとも変わりようがないだろうけれど(採決取って、否決になりっこないからねぇ…)、参議院で自民党員が大人しくみんな賛成に回るのかどうなのか、その行方が気になります。
 普通に考えたら、賛成に回るのだろうけど。
 反対に入れたら、数が少ない参議院の自民党員を処分できない党本部が困るんじゃないかと思うんですが。
 どうでしょうか。見当違いなことを主張しているかなぁ?

 郵政民営化法案に反対することをあきらめた訳ではなかったつもりでしたが、一応私にできる行動も起こしてはみたんですが(メールを政治家さんに送ってみた。野田さんではない方にですが。)、今の私は、割に冷めた気持ちになっています。そうでない方がこれを読んだら、不愉快になるかもしれないけれど。
 
 というのは、最近読んだ本で、森毅さんの話が書かれていて、その中に、確率論的に世の中を考えることを覚えた方がいい、というような話があって。
 ここをこうするとこうなる、とか、物事はこうならなくてはならない(それを決定論的因果律とかいう言葉で書いているんだけど)、と思い込む人が多いようだけれども、こういう時代はこういう流れになっているから、こういうことが起こりやすくなっている、ということ(それを状況論的因果論みたいなものと)を認識することを身につけろ、と。世の中を認識するために。

 私は目からウロコでした。私は多分まさに、ここをこうするとこうなるべきでこうあるべき、こうならなくてはならない、という、自分にとっての「正論」に、自分自身をがんじがらめにしてしまっているかなぁ、と。
 確率として考えること。こうあらねば、と思ったとおりに世の中が動いていくものじゃないということ。
 なるほどな、と思えたのです。

 政治に熱くなる私に、「そんなに熱くなっても意味がない。」と説教していた人たちは、もしかするとこれを自然とやっているということかもしれない。

 私という人には、確率論なるものを認識することができて、良かった気がするんです。
 数学で習う確率ってのも、答えの確率の数値はこれこれで、っていう感じで習った気がしていた。
 世の事象を、答えはこれこれであらねば、と四角く考えるやり方はまずかったんだねぇ、と、思った訳です。

 
 何を書こうか、何を書かないでいようかとえらい迷いながら書き始めたら、つい、ここまで長くなってしまいました。まとまりが全くなかったかもです。 

 
 信念が曲がる訳ではないんだけど。
 信念は曲がらないことと、現状認識をするってことは同時に行えることですよね。
 何かと理屈っぽい話だけど。

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。偶然にここをおじゃましています。
おっしゃる事、なるほどなあと感心して拝読しておりました。
でも、「世の中の動きを変えていく」って考えたら、信念を曲げずに、どこかで熱く声を上げ続けなければならないように思います。
「どうせ、世の中変わりっこないんだから。」っていうのは、冷静かもしれないけど、国民が選挙のときだけ政治に参加しているように思えてならない。
やっぱり、負けたとしても、国民として政治に声を出していく、悪い流れに乗らないように監視していくっていうことが、私たち選挙民としてしていくことが大事だと感じるんです。
おっしゃっていることとはズレているかもしれませんが、選挙のあとも政治を語り、物申していく国民が多いってことが民主主義の成熟につながる気がします。
wind
2005/10/08 14:46
>windさん

 ご意見ありがとうございます。
 私も、おっしゃるとおりだと思います。
 選挙の時だけ政治に関心を持つ訳ではないのですけどもね。
 自分の中で定まらない思いがある状態にあって、そんな中でこの文章を書きました。
 今日、またそこから考えたことを文章にしました。
野良狸
2005/10/09 01:29
野良狸さんの10月8日の中で、

<反対に入れたら、数が少ない参議院の自民党員を処分できない党本部が困るんじゃないかと思うんですが。

とありました。ちょっと前のTV討論の中で、河野太郎参議院議員が(河野洋平衆議院議長の二世ですよね)「参議院はいらない!」と発言したので司会者が「えっ!参議院はいらない?」と聞き返したら「ええ、参議院はいりません」とはっきり答えていました。自民執行部は参議院を<有名無実>(あっても存在意義のないもの)にしていく?あちこちの情報を覗いてもそんな雰囲気に動いているような気がします。もう三分の二以上の議席を取ってしまっては何でも通ってしまうでしょう。先のアメリカの選挙結果が出た時「ブッシュ政権下では生きていきたくない」とカナダヘの移住希望者が沢山でたというニュースがありましたが今の地球上で問題のない国などやはり無いですよね。やはり最後まで希望を捨てずにしっかりこの政治を見張って生きなければいけないですね。どなたかのコメントで今インターネットで流行っている言葉「うっかり一票、後悔4年」がありました。
kym
2005/10/09 22:25
・kymさん
参議院ですけど、どうなんでしょうね。
参議院で否決になっても、衆議院に戻って三分の二以上の賛成が得られたら可決することは事実なんですけど、それでも、小泉自民党の、衆議院議員と参議院議員の扱いは、どうも今のところ違うようなので。
衆議院の方は容赦ない扱いになると思われるんですけど、参議院議員に関しては、前回反対に入れていた議員の扱いを、賛成に回ったら処分の仕方を考慮する、というようなことを示唆しているらしいものだから。
衆議院はバッサリ、参議院はバッサリではない、そういう扱いの違いが出ていると思うんです。
ということは、参議院は関係ない訳ではないんじゃないか、と思ったんですよ。バッサリやれない事情があるのではと。
野良狸
2005/10/09 23:39
(↑の続き)
今の日本…アメリカも、いろんな国でもそうなのかもしれませんが、何だかとても重苦しいですね。日本人の少なくとも半分は、うつ的になっていても無理ないのかもしれません。
小泉政権に反感を抱いている人の数は、少なくない、ということでもありますね。
そこで頑張ってみたら、何か効力はあるのかもしれない。

気持ちがビシっと定まっていないことがちょっと自分で困ってます。
ブログの文章への責任も、なんだか嫌に重たく思えたりします。
(長くなりました)
野良狸
2005/10/09 23:40
こちらの書いた内容もあって余計に気が重くなってしまったとしたら申し訳ないです。このところ野良狸さんのブログへのアクセスが増えてきている様子なのも、「どこかに自分と同じような思いの人を見つけたい!」と多くの国民が必死になって探しているということが、そういう状況を生み出しているのだと思います。今の時点で無理に気持ちを固めてしまわなくてもいいのではないですか?本当に正しい情報が集まっている訳ではない中で、皆さん迷いながらも一生懸命にやっているわけですから・・・
参議院の方向性については、私の知識不足の面もあるようなのでこれからも状況把握をしていきたいと思ってます。現実の政治の力は強大だとしてもそれこそ<日本をあきらめない>姿勢だけは忘れたくないです。私も「このままじゃダメなんだ、ダメな日本にしてはいけないんだ!」と非力な自分にハッパをかけながらの毎日です。
ブログは自分を主張する道具ですよね。野良狸さん、あまり自分を責めたりしないで、どうか今の<野良狸さんらしいブログ>を続けていって下さい!
kym
2005/10/10 12:20
・kymさん
参議院の話は、私も情報と想像といろいろです。行方を見つめたいですね。
あと、気が重いという話は私の弱音だったりしました。この記事の内容の最後にネガティブとも思えることを書いたことで、「書かなきゃ良かったか」という気持ちが湧いて、持て余していたんです。そんな気持ちをコメントのレスに書いてすみませんでした。
アクセス数は引っ越しとこの記事の後辺りにか、音を立てて減った気がします(笑)更新が遅くもありましたしね。

ブログという主張できる道具、手段があることは幸せなことでもありますね。
ありがとう。
野良狸
2005/10/10 22:39

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