15日前夜のテレビ番組の感想

 NHKスペシャル「日中は歴史にどう向き合えばいいのか」を見ていました。
 中国の学者さん、中国現代国際研究院・楊伯江さんの発言内容を聞いていて、理論的で理路整然としていて、若くて感じはいいし、いいなあと思って見ていました。真っ直ぐに相手を見つめるんですよね。そして誠実に答える。
 そこへ言って、こう言っては申し訳ないけど、大阪大学の教授の人は魅力なかった。論理もどうかなあと思った。真っ直ぐじゃなくて屈折しているように見えた。

 日本、駄目じゃん。負けてるよ完全に。
 若い人の論客が育ってこないと。宮崎哲弥氏じゃあちょっとなあ。爆笑問題の太田光の方がまだいいくらいだ。でも彼は知識人というスタンスじゃなくて芸人というスタンスだからな。

 その後、TBSのニュース23に切り替える。上坂冬子さんと姜尚中さんは、昨年のNHKのこの時期の番組でも討論したんですよね。で、その昨年、上坂さんが、8月15日に小泉総理は靖国参拝すべきだ、そうでなければガリレオ小泉の名がすたる!と言い切って、その後、姜さんが苦笑していたんですよね。それを見ていて笑いが止まらなくなったので、嫌でも覚えてます。だって、ガリレオの話は衆議院を解散する時に利用したフレーズじゃないですか。靖国と関係ないのに。
 今年の上坂さん、その発言と全然違うことを言っていたようでしたね。

 そう言えば、中国の楊伯江さんの発言で、昨年の中国のデモを「反日デモ」と呼ぶことに納得しない、あれは「反小泉デモだ」という主張をしていました。そうかもしれない。でも、あのデモはエキセントリックすぎましたね。実際の背景や原因は想像でしかわからないけれど、あれは国家として恥ずかしい行為だったでしょうと思います。

(修正 2006/09/03)

この記事へのコメント

2006年08月18日 10:26
このTV番組、テープにとって前半だけ見ました。反日、嫌中は感情と論理双方ありますが、中国が感情2、論理8とすると、嫌中のそれは、9:1ぐらいで、日本人としてはずかしい。(-_-;)
2006年08月18日 19:38
ましまさん、
 私は多少大雑把にこの番組を見ていたので、私が感じたことはどの程度合っているのか、実は少し自信がなかったのですが、楊伯江さんが良かったことだけは確かだと思います。それに対して日本勢をいいと思えなかったんです。
 議論というのは感情と論理で構成されているものなんですね。このところのいろいろな論調は、感情…それもタカ派の方たちは嫌中度が高く、どうも、論理性が危ういですよね。ま、反米精神の強い私も、十分危ういのかもしれないですが。
 討論の番組を見て、感情的なものが強い人と、論理的にきちんと事実を踏まえて話している人といると、どちらが議論に強いかと言えば論理的な人ですね。つまり、嫌中でゴリゴリな人は、同じ感情を持つ人には支持されるけど、トータルとしては議論に弱い人ということになると思います。論理的にきちんとした人相手に議論をすれば負けるでしょう。
2006年08月18日 19:44
 自分も反省したいんですけど、私も感情が強い人間で困ります。

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