再び「スピン」という言葉の話

 (前回の記事)
『「スピン」というジャーナリズム界における言葉』
http://norata.at.webry.info/200602/article_15.html

 前回書いたものへの付け足し。

 正直なところ、「スピン」という言葉の正しい意味がどれなのか、私もはっきり把握できていないのかもしれません。「SAPIO」に載っていたことを割とそのまま受け入れてしまったので、なんというか私の認識は、情報が次から次へと、くるくるとスピンする、そうして人を惑わす…というようなイメージで固定しつつあったんですが、今のところネットで見つかっている情報では、そういう記述のものは見つかっていません。

 尚、「スピン・ドクター」と「スピン」に関して、こんなところにも載っていました。なんと、在日米国大使館のホームページ内。(年次改革要望書のことで何度も行ったことのある、私には見覚えばっちりのページだったりする。)
 トピック「大統領選挙」というところをクリックした先にある、「選挙関連用語集」。
(一応アドレスも載せておきます。)
http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-elec2004glossary.html

 この中にきちんと載っています。

Spin Doctor/Spin (スピン・ドクター / スピン)

 スピン・ドクターとは、選挙運動で、候補者に関する報道がいかなる状況においても最も望ましいものとなるようにする、報道対策アドバイザーあるいは政治コンサルタントのこと。例えば、大統領候補討論会の後で、各候補のスピン・ドクターが報道陣に接触し、討論でその候補が優れていた点を指摘することによって、その候補が討論に「勝利」したことを報道陣に、そしてひいては国民に印象付けようとする。こうした報道対策アドバイザーの技術を、状況または出来事に対する「スピン(情報操作)」と呼ぶ。


 前回書いた、三省堂提供「デイリー 新語辞典」のものでは、 〔スピンは情報操作・ねじ曲げの意〕となっていたし。


 …と、今の私が収集した情報は、前回と今回のことと合わせて、以上のことです。

 この「スピン」という言葉、日本でももっと議論されたり、認識度が高まったりすべきなんじゃないだろうか、と思っています。メディア・リテラシーのことと合わせて。




(修正 2012/05/26)

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