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zoom RSS 「シチズンフォー スノーデンの暴露」を見ました

<<   作成日時 : 2016/06/23 20:52  

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少し疲れていたので上映中眠ってしまわないか心配だったけど、がっつり起きて見ていた。スノーデン事件がどういうものか、基礎的な知識を取り入れて見に行ったのが良かったかもしれない。すんなり映画のストーリーに入っていけた。

スノーデンがNSAから奪った情報…世界のあらゆる人々がNSAなどの監視下にあるという…を、どういう形でジャーナリストに受け渡し、それを受け取ったジャーナリストがどのように公開したかという、リアルなドキュメンタリー。
電話の盗聴、インターネット通信などの傍受、そんなの陰謀論だ、と漠然と思っていることが全くの真実で現実だということが突きつけられる。犯罪者や犯罪予備軍、または重要人物でも何でもない、ありとあらゆる人々が対象だ。対象外はいない。映画では日本がどうだとは語られないのでピンと来ないかもしれないけど、アメリカ国内がそうで、アメリカ以外はもっと酷いと語っていた。

私にとって印象的だったのは、人物の人格を注目しすぎると、物事の焦点がぼやける、そのことが心配だ、とスノーデンが自分をメディアで公表する時に述べていたこと。問題にしたいことは、人物の人格とは別のこと。世界中の人々に、自分たちの私生活が監視され、それら膨大なデータが蓄積されていることや、いつ何時このデータが意図的に利用されるかわからないということ、このことを問題視して欲しい。これがスノーデンの暴露の目的だと思う。監視されていることを知っても驚きもせず、人々がそれを難なく受け入れてしまうことを恐れている。

人格を重視するな、そう主張されても、映画ではスノーデンの人格がとても表れている。人格見ちゃうよなと思いながら見ていた。とても大人なのだ。人格者で理屈が通っている。いわば哲学的でもあると思った。

スノーデンの人を見る目は確かだった。受け取ったジャーナリストは大胆に公表した、英ガーディアン紙で。そして米メディアCNNがそれを報道した。

映画を見て、私はまず気付いた。監視されていることを知っても仕方が無いとさっさと諦めてしまい、問題視しようとしない自分に。
これだけのプライバシーの侵害は犯罪だ。そんなことをする権利は誰にもないんだ。
私たちは人間としての尊厳を踏み躙られている。

先日、スノーデンがインターネットでのインタビューを受けたことを日本のマスコミも大きく報じた。とても良いことだったと思う。

これも先日だけど、可決された刑事訴訟法に関する改正案で、警察の盗聴の権利の拡大が日本では決まったことも知って欲しい。ヘイトスピーチ法と同時に可決された。この法案で日本の警察は誰の立会いも必要とせず、何の制限もなく、全ての人々の通信を傍受する権利を得た。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
国家は、あなたを監視してる。

「ということは、逆もまた可能ではないのかな」と思いました。

あなたは、米国政府が直面している課題に対する唯一の解決策を
インターネットで公開できます。
米国政府は、あなたがインターネットに公開した唯一の解決策を
監視し、採用せざる得ないということです。
あなたは、国家を操り、支配することも可能です。

君は自分の手で歴史の歯車を回してみくないのか?
ノリック007
URL
2016/07/01 20:35
コメントありがとうございます。
逆もまた可というの、分かります。
そして、逆が大事なのだと思います。
貴サイトへ行き、ここを見ました。

作戦名「シチズンフォー スノーデンの暴露」
http://www.geocities.jp/internetshow2000/8-13-Epilogue.htm
《「シチズンフォー スノーデンの暴露」に関心があり、鑑賞し、インターネットにレビューを
公開できる能力を持つ程度の人々でさえ、恐怖にすくんでいるようです。
国家による監視に立ち向かうという人はいないのではという印象です。》

そうなんですね。
私は盗聴も通信傍受も、スノーデン事件前から疑い、且つ確信すら持っていたため、改めて脅えることはありませんでした。
ただ、仕方ないと思っていた自分を知りました。

そこからですね。
野良狸(ブログ管理人)
2016/07/22 09:02

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